応用 2 は基礎 1 でやった正弦波 (サイン波/サインウェイブ) キックでガバキックを創る方法を解説します。ちょちょ~カンタンです。 (以降、基礎 1 のコピペ) 正弦波を出せる音源ならなんでもイケます。単純な波形ならキックに使えるので (鳴らし方のほうが重要なんです) 、矩形波でもイケます。きっと。たぶん。おそらく。三角やノコはキックには不向きなのでポイッ。
やり方はキックを最大音量で多重にして音割れさせるだけ、です。ハイ終わり。解説の必要はありませんが、底抜けに親切なわたしがおさらいがてら、基礎 1 をコピペしつつはなくほほじりならてきと~なことを書いていきます。
音色はこうだ
基本パラメーター云々ははしょります。 Z-Music V2 の書式だと以下です。
(@1/ AR DR SR RR SL TL KS ML DT1 DT2 AME31, 00, 00, 06, 00, 000, 0, 02, 0, 0, 031, 00, 00, 05, 00, 000, 0, 02, 0, 0, 031, 00, 00, 07, 00, 000, 0, 02, 0, 0, 031, 00, 00, 07, 00, 000, 0, 02, 0, 0, 0/ AL FB OM07, 00, 15)
RR だけ緩めました。
鳴らし方はこうだ
基礎キックでさんざん書いたのでこれもはしょります。鳴らし方を Z-Music V2 の MML で書くと以下です。
(t8) @v115@125q8o2l32 (f+,>e)&(e,>>f+)r8.<<<
これをこうしてこうだ
こう↓です
(t6,7,8) @v127@1q8o2l32
(t6) @k-1
(t7) @k0
(t8) @k+1
(t6,7,8) (f+,>e)&(e,>>f+)r8.<<<
最初の行で最大音量 (@v127) にして、さきほどの音色を指定して (@1) に、デホルト値 (q8 = ゲートタイム最大, o2 = オクターブ 2, l32 = 音価 32 分音符) をセットしました。
その次の行から 3 行は基礎 4 の「分厚くする」でやったデチューンをちょいズラすやつです。めんどかったら省いちゃっても構いません。そしていつものポルタメントでドスン!です。イイカンジに音割れしてガバキックになっているはずです。割れ過ぎなら音量を下げましょう。音割れしない場合はトラックを増やしましょう。
こんだけです。ヤダカンタン! 正弦波よりも矩形波 (スクウェアウェイヴ) のほうがガバキックに適しておりますので、そちらもゼシお試しください。
大事なことはこうだ
音割れガバキックはアナログ出力の機器 (アナログで音割れ) でないとおそらくできません。DAC とオーヂオ回路は再現されないエミュレーターや、ソフトシンセではイイカンジの音割れにはならず、耳障りなデズタルクリップ? (バチバチッていう割れ方) になってしまうはずです。ので。実機を使いましょう。ゲームボーヤとかでもできる!はず!
次回は応用 1 と 2 を組み合わせてエグいガバキックづくりの解説をします。伏線回収ってやつですね!ヒャッホイ!
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