応用 1 はガバキックづくりの方法を解説します。基礎 1-4 を活用すれば素の音でバインバインのガバキックを創れます。
しかしながら、基礎 3-4 にも増して 68 べったりな解説となりますので、それ以外の音源ユーザーはどうしょもないので、がんばって脳内置換してください。 4-Op. 以上ならイケるはずです。2-Op. とかはちょっとキビしそう (無理ではない!できる前提で考えよう) 。とりあえずやってみてください。
音色はこうなのよ
- ALG=5 FB=7 MUL=4 2 2 2
- OP1: AR=31 DR=0 SR=10 RR=4 SL=0 TL=25
- OP2-4: ADS は ENV 波形が四角に近い形になるよう AR=31 DR=00 SR=00 SL=00 TL=00。RR は 7-8 くらい。
Z-Music V2 の書式だと以下です。
(@126
/ AR DR SR RR SL TL KS ML DT1 DT2 AME
31, 00, 10, 04, 00, 025, 0, 04, 0, 0, 0
31, 00, 00, 07, 00, 000, 0, 02, 0, 0, 0
31, 00, 00, 07, 00, 000, 0, 02, 0, 0, 0
31, 00, 00, 08, 00, 000, 0, 02, 0, 0, 0
/ AL FB OM
05, 07, 15)
ALG/FB は基礎いキック同様 ALG=5-7 FB=0-5 も使えますが、調整が鬼ムズなンで ALG=5 FB=7 で固定します。今は、ね…。
基礎解説のときと同様、てきと~に鳴らすと基礎 2 ときの音より強めなことがわかると思います。ワクワクダネ!
鳴らし方はこうなのよ
基礎キックと同じく、アタック相当のポルタメント F2 → D1 (32 分音符の長さ) と、サスティンの相当ポ D1 → F-1 (32 分音符の長さ) をタイでつなぐ (ふたつ分のポで 16 分音符の長さ) です。何度も何度も同じことを!
Z-Music V2 の書式もおんなじでょ~す↓
(t8) @126@v127 q8o2l32 (f,>e)&(e,>f+)r8.<<
よく見たら同じではないですね。ポ2のエンドーが 1 オクターブ上がっております。
パラメーター調整なのよ
鳴らし方は固定にしちゃって、とっとととっとパラメーター解説をやってまいります。基礎キックとは異なるパラメーターを調整しますよ。
(@126
/ AR DR SR RR SL TL KS ML DT1 DT2 AME
31, 00, 10, 04, 00, 025, 0, 04, 0, 0, 0
31, 00, 00, 07, 00, 000, 0, 02, 0, 0, 0
31, 00, 00, 07, 00, 000, 0, 02, 0, 0, 0
31, 00, 00, 08, 00, 000, 0, 02, 0, 0, 0
/ AL FB OM
05, 07, 15)
通常キックよりも調整箇所が少ないのでお子様にも《安心》です。
FB=6-7 TL=5-30 (FB=7 TL=25)
エグさ・派手さ・質感・重量感に大きく関わります。このふたつのバランス調整が最もムズいところですが、すぐに慣れます。平均値の ALG=5 FB=7 TL=25 を微調整していく方向で解説してまいります。まずは TL のアゲサゲについてを。
TL=23 以上にするとエグさ・派手さは薄れていき、重量感が増していってガバキックっぽさは薄れていきます。30 以上でふつうのキックっぽくなります。
14 あたりが特異点的な値で、14 以下に下げていく (パラメーターの意味としては上げてます。ややこしい!) と、どんどんノイズィでガインガインな音になります。
11 以下はほとんどノイズです。7 がギリ使えるとこですが、使える使えないは人それぞれなので、気にせずどんどんサゲちゃってください。
ノイズィ状態で FB を 6 に下げるとガラっと音が変わり、特異点的な値が低くなり、調整の幅が広がります。特異点的な値が低くなるってことは TL を高くすることができる=音がデカくなる効果もある。です。
FB/TL は MUL の値によっても印象が大きく変わりますので、MUL のことも大事に思ってあげてください。あいつはイイやつだ。仲良くしてやってくれよな。
ALG=5-6 (ALG=5)
気分で 6 に変えてみたりしてください。5 以上にするとエグさ・派手さは出にくくくなります。7 は GK じゃ使いませんね、あたしゃね。
MUL=1-4 DT2=0-3 (MUL=4 2 2 2 DT2=0)
エグさ・派手さ・質感・重量感に大きく関わります。3 2 2 2 にして DT2 を 1 以上にすると、ぐっとエグさ・派手さが増します。マシマシです。MUL が偶数値でも DT2 を効かせちゃっていいのよ。
もっと書くことがあったような気がするので思い出したら書きます。
SR=4-20 RR=2-7 (SR=10 RR=4)
エグさの強弱・重量感・ハネ感・残響に関わります。FB/TL をキメた後に質感の強弱やアタック感を調整する感じで。FB/TL をいくらいじくってもイイカンジにならない場合、SR/RR のバランスを調整することでウィ~カンジになることが多々あります。
SR は 15 以下に下げると、TL の値によってはノイズが強まります。程よくバインバイン鳴るように調整してください。ノイズィでギャインギャインいわしたいならサゲサゲで。
RR は値が低いほど派手な残響になります (OP2-4 も伸ばしてね) 。「ブ~~ウン」みたいな。値が高いとハネ感が増します。 「ボンッ」みたいな。OP2-4 の RR が短めなので RR=4 でも間延びしないってわけです。なるほどですね!
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